« 新年のご挨拶&06年注目の話題カレンダー! | Main | レジェンド・オブ・ゾロ »

January 02, 2006

僕のニューヨークライフ

恋して恋してコメディして。
コングが去った大都会は、
皮肉トークがお得意な、おバカインテリの巣窟

※レビュー (鑑賞:試写@半蔵門)

1月21日より恵比寿ガーデンシネマ他にて全国順次公開
舞台:アメリカ合衆国>ニューヨーク
■公式サイト http://www.ny-life.jp/ 

TSUTAYA online

 2003年に製作されたこの作品で、お得意のNYコミカルコメディをお休みするらしいアレン。既に新作『マッチ・ポイント』とかが発表されている。日本公開っていつものんびりなので、お先に機内上映でご覧になった方もいるかもしれない。

 珍しくポップキュートなUS版ポスターだが、Mr. アメリカン・パイのジェイソン・ビックスの続編っぽいイメージングだ。日本用ポスターは小洒落たイラストを使い、エスプリなムードで押してきた。邦題もめちゃくちゃわかりやすい。

anything_else

 
 本作は、ニューヨークに住む新進のコメディ作家のジェリーの物語。まあまあ成功している彼の目下の悩みは、気まぐれな女優志願の恋人アマンダとの仲がしっくりと来ていないこと。セックス・レス生活が半年も続いているうえ、アマンダの母親が突然アパートに転がりこんでくる始末…。アマンダの浮気疑惑も持ち上がり、せつなさは増すばかりだった。さらに、仕事でも評価は下り坂。本来の夢である文学作家を目指して執筆もはじめているが…。

 そんな頃に現れたのが、先輩のコメディ作家(ウディ・アレン)から持ちかけられたのは、コンビを組んでカリフォルニアへ移住する話。それは、アマンダともニューヨークの暮らしとも別れることを意味していた。果たして、自分は愛するものに背を向け、旅立つ勇気が持てるのか!?ジェリーの心は複雑に揺れ動く…

 この作品をひと言でまとめれば「いつもどおり」である。皮肉な笑いとマシンガントーク、情けな男のうじうじエピソードと突飛な行動。自信たっぷり気味な女に翻弄され、オロオロ感を楽しむといった内容だ。そして終盤にかけては、問題がどんどん起こって、ほろにがな後味を残しながら収束。大団円となる!つまるところ、「恋は盲目。魅力的な女(小悪魔ちゃん)には気をつけろ!」が作品のメッセージである。

 日本では、「ニューヨーク映画」として、トラベルシネマな部分をアピールしている宣伝だが、どうだろうか?クイーンズからブルックリンまで広範囲な地域でロケが行われており、古き良き時代のニューヨークの面影を残す「生活する街ニューヨーク」がたっぷりと拝める。秋の彩りを見せる公園のシーンがいい&懐かしい。

 当方としては、『さよなら、さよならハリウッド』のおとぼけエピソードとラストのサプライズのほうがお気に入り。とか言っても、アレン作品の根強いファンならつべこべ言わずに観るだろう。ですよね?

 大ハズレなんかないんだから。
__________________________________________________________________________

■本日は何位なのか?
人気Blogランキングへ

_____________________________________________________________________________

監督・脚本: ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、ジェイソン・ビッグス(『アメリカン・パイ』)、クリスティーナ・リッチ(『バッファロー’66』)
配給:日活

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32432/7915698

Listed below are links to weblogs that reference 僕のニューヨークライフ:

» 僕のニューヨークライフ [Cinema-Absolutism]
僕のニューヨークライフ  2006/アメリカ  ★★★★★ 監督 ウディ・アレン 出演 ジェイソン・ビッグス / クリスティーナ・リッチ / ウディ・アレン / ダニー・デヴィート ■あらすじ■  ニューヨークに住むナイトクラブの若手コメディ作家・ジェリーは、風変わりな恋人、ぱっとしないマネージャーとの関係に悩み、先輩作家のドーベルに教訓を説かれる日々。  良いとか悪いとかの問題では最早なく、とりあえずは「ウディ・アレン的な」と表現できる諸々の世界、道具、台詞、音楽、つ... [Read More]

Tracked on January 22, 2006 at 01:11 AM

» 映画: 僕のニューヨークライフ [Pocket Warmer]
邦題:僕のニューヨークライフ 原題:Anything Else 監督:ウディ・ア [Read More]

Tracked on January 24, 2006 at 07:15 PM

» 僕のニューヨークライフ [PHOTOSHIP]
監督、脚本: ウディ・アレン 出演: ジェイソン・ビッグス、クリスティナ・リッチ、ウディ・アレン ストッカード・チャニング、ダニー・デヴィート http://www.ny-life.jp/ 恵比寿ガーデンプレイスで鑑賞。いい劇場ですねぇ。もうシートがフカフカなんです。だからって訳ではないんですけど、すっごく眠くなわるわけです。それはシートのせいなんです。困った困った。 お話の内容としては恋する男の話、ウディ・アレンのお話らしく途中で客に話しかけてきたり、キレたウディ・アレンと... [Read More]

Tracked on January 26, 2006 at 09:47 PM

» 僕のニューヨークライフ/anything else [我想一個人映画美的女人blog]
やっぱりウディアレンの映画はニューヨークが香る{/hearts_pink/} 相変わらずの選曲の良さ☆ 全編通して流れてるジャズの音楽に心地よさを感じる{/onpu/}{/onpu/} 「スコルピオンの恋まじない」以来久しぶりにアレン作品観たけど.... なかなか良かったぁ{/hearts_red/}{/hearts_pink/}{/hearts_red/} 公式サイト アレン節、炸裂 会話が命! '77年、アカデミー賞最優秀作品賞�... [Read More]

Tracked on January 30, 2006 at 10:40 AM

» 僕のニューヨークライフ(2003/アメリカ=仏=オランダ=英/監督:ウディ・アレン) [のら猫の日記]
【恵比寿ガーデンシネマ】 マンハッタンに住む21歳の新進コメディ作家ジェリー(ジェイソン・ビッグス)。彼は互いに一目惚れの恋に落ち、以来同棲している女優の卵アマンダ(クリスティーナ・リッチ)に気を揉んでいた。彼女はいつも気まぐれで不可解な言動が多く、最近はベ..... [Read More]

Tracked on January 31, 2006 at 07:39 PM

Comments

scrappily threnode kuphar gekkones postfebrile unwrinkleable unexploited unprincipledness
Impact Lab
http://www.newmachar.aberdeenshire.sch.uk/

エンタメ

Posted by: Katherine Mcfadden | October 18, 2007 at 05:35 PM

Post a comment