TAKI 183
「がむしゃら」な季節を卒業するとき、
人は「意味の迷路」をさまよう。
やがて…出口が見えた瞬間に、
つまらなくも「リアルな大人」になるのだろう。
※レビュー (鑑賞:試写@京橋)
1月28日よりQ-AXシネマにてロードショー
舞台:日本>東京>渋谷
■公式サイト http://www.taki183.jp/
■メイキングDVD

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■解説
「TAKI183」とは何ぞや?って思っている方も多いのでは。
1980年代、NYのたったひとつのスプレーでシュシュシュの落書きがグラフィティの始まりといわれ、その創造者こそがTAKI183なのである。一夜にして巨大な壁に描かれるゲリラ的なグラフィティによって、街並みが躍動感を持った風景に一変する。後にストリートアートとして欧米を中心に全世界へと広がったのはご存知の通りだ。
そう、例えば、ジョン・レノンが死んだ翌朝には、その追悼のグラフィティが描かれた地下鉄がNY市民の心を揺さぶる…といったようにである。
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■あらすじ
トミー、カン、ハッタ、吉野山義夫、そしてヲンナの5人のチームが産み出すグラフィティは熱かった。彼らは渋谷のあばら家・通称「スルメ屋敷」に巨大なグラフィティを描き、これが最高傑作となった。また、そのグラフィティ見たさに人が集い、待ち合わせのメッカにすらなっていた。しかし、その絵を描き上げてから何かが変わったのだ。「スルメ屋敷」家主のババアのひと言が、リーダー格のトミーの胸に突き刺さり、がむしゃらな創作への情熱がプツンと途切れたのだった。
2年後。皆別々の人生を歩み始めていたが、トミーは今でも心の奥底でくすぶっていた。そんなある日、「スルメ屋敷」のグラフィティが何者かによって落書きされ、荒らされていることを知ったトミー。しかも屋敷主のババアを失い、翌朝には取り壊されることに…。その時、トミーの中で何かが再び動き出した。
ひとりスプレー缶を抱え、数時間で破壊される壁に向けて再びグラフィティを描き始めるトミー。すると、ひとりまたひとり、かつての仲間が集まってきた。2年で変わったこと、変わらないこと…。グラフィティに捧げたあの季節の「意味」、今を生きる「意味」は見つかるのだろうか?
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■レビュー
シブヤ発のストリートカルチャームービーであるが、極めてお上品な仕上がりだ。せっかくの新進若手俳優たちの競演なのだから、もっとクリエイティブの狂気を強調して、炸裂エネルギーで壊れまくって欲しかった…。
しかるに衝撃はなく、「青春の苦悩」をクローズアップした無難な出来栄え。頭でっかちなところが残る格好となってしまった。さらに残念なことに、加藤ローサが弱い。キュートちゃんだが、演技力はまだまだ発展途上である。LINOの音楽ももっと有効に使えただろうに…と幾つも不満が残る。
とはいえ、創造欲を持つ若い世代には「響く何か」はある。そこは評価したい。
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■メッセージ
ホンモノの夢は、もがいてもがいてリアルになる。
しかし、それは通過儀礼というものだ。たぶん。
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■観るべき度
明日を信じるクリエイター志願者なら、参考として。
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監督:小林正樹
脚本:一色伸幸
グラフィティ:TOMI-E
出演:塚本高史、忍成修吾、窪塚俊介、村田充、加藤ローサ、西村雅彦、手塚とおる、陣内孝則(特別出演)
配給:コムストック
(c) 2005「TAKI183」フィルムパートナーズ
■サウンドトラック
TAKI183
■出演者フォトブック
塚本高史TAKI183フォトブックBY ぴあ別冊
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» [ TAKI183 ]監督らしさが伝わらない [アロハ坊主の日がな一日]
[ TAKI183 ]@渋谷Q-AXシネマで鑑賞。
アメリカで起こったHIP HOPカルチャーの象徴であるグラ
フィックアート(壁などにスプレーで絵やメッセージを書
き殴る)に興じる5人の若者を描いた青春ストーリー。
ちなみにタイトルの[ TAKI183 ]とは、ニューヨークで
最初にグラフィティ・シーンを生みだした伝説のグラフィ
ティ・ライター。「TAKI」は彼のニックネームで、「183」は
彼の住んでいたワシントン・ハイツの通り名からきている。
今年は、日本映画の... [Read More]
Tracked on February 02, 2006 at 11:56 PM











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