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February 18, 2006

アメリカ,家族のいる風景

チョイもてオヤジの正体は、
「ダメダメパパ」だったのだ~。
西部劇熟年ヒーローを、オチャメにいじった
お遊び家族愛の映画だが、やっぱいいわコレ

※レビュー(鑑賞:試写@有楽町)
すいません、体力なくて文章荒れています。ゴカンベンを!

2月18日公開
公式サイト:http://www.klockworx.com/america/

dont_come_knocking_ver2

■物語
 落ちぶれ俳優のハワード・スペンス。彼は撮影現場を逃げ出し、30年近く前に家を飛び出して以来一度も帰っていなかった母親の元へと向かう。突然帰ってきたハワードを、母親は暖かく迎え入れた。ハワードは自分の部屋で、自分に関する記事のスクラップ帳をみつける。女と酒と薬に溺れて起した様々な事件が書き立てられたゴシップ記事の数々。それは会うことがなくても、ハワードの30年の間を知るには十分なものだった。

 母はハワードに家族はどうしているかと尋ねる。なぜなら20数年前、ハワードが西部劇の撮影をモンタナで終えた後、彼を探しているという若い女性から電話があり、ハワードの子供を妊娠していると告げたのだという。自分に子どもがいるかもしれないという事実に驚いたハワードは、早速モンタナ州ビュートへと向う。そこは彼がスターダムへとのし上るきっかけとなったデビュー作を撮影した街だった……

■解説
カンヌ国際映画祭パルムドールに輝き、世界的な成功をおさめた『パリ、テキサス』のヴィム・ヴェンダースが、また新たな領域に挑戦した。ヴェンダース曰く「『パリ、テキサス』での仕事が “完璧な体験”だったため、20年のもの間再び組むことに躊躇していた」というサム・シェパードを脚本に迎えたのだ。ふたりは“完璧な体験”を越えるため、何度も意見を交換し合い、4年かけて脚本を完成させた。それが『アメリカ、家族のいる風景』である。ふと人生を振り返ったとき、そこに何の意味もなかったと知ってしまった男の孤独を通して、血の繋がりや家族の意味を描いた本作は、2005年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、20年前の当時を彷彿とさせる拍手と熱狂で迎えられた。

 主人公ハワードを演じるのは、脚本も担当したサム・シェパード。『パリ、テキサス』の製作時、主人公トラヴィスをサム・シェパードに演じて欲しいと何度も懇願したが、「演じる自信がない」と断られたヴェンダースの夢が叶ったといえよう。ハワードの子供を生んだ昔の恋人ドリーンには、『ブルースカイ』(95)でアカデミー賞主演女優賞を受賞、シェパードの私生活のパートナーでもあるオスカー女優ジェシカ・ラング。その息子アールには『ハイアート』で注目を集めたガブリエル・マン。そしてハワードの娘、アールの異母兄弟であるスカイを演じたのは『スウィート・ヒアアフター』『死ぬまでにしたい10のこと』などでの演技が高く評価される若手演技派のサラ・ポーリー、ハワードの母親には『北北西に進路をとれ』の名女優エヴァ・マリー・セイント、そしてハワードを撮影に連れ戻すべく映画会社から雇われた私立探偵サターを、ティム・ロスが演じている。

 ヴェンダースが「人生でこれ以上のキャスティングに恵まれたことはない」と言うほどの実力を備えた俳優たちが揃った。

■レビュー
 ありそでなさそな、このキャスティングと監督。完璧な熟練の味わいというか、軽やかさです。軽くベスト!な仕上がりってこういう作品を差すのだな。きっと。

 うーん。例えると、ほら、ホームパーティとかでピアノが上手だっていう殿方に、「ねえねえ弾いてみてよ~」とか誰かが言って、「え、しばらく弾いてないから忘れてるけど…」「いいからいいから!」…、結局、意外とリチャード・クレーダーマンとかジョージ・ウィンストンあたりをポロリンとそつなく弾く男。ちょっと即興アレンジいれたりして、ジャジーにしてみたりとか。

 そういうの。湿っぽくなく、からりとした空気が漂う映画。どの役者もキラキラしているのだが、ジェシカ・ラングの女優オーラはすごいです。演技の妙が効きすぎです。

 ダメオヤジを歌にして、「ハワード♪ハワード♪」だって。おもしろおちゃめで、なんてポジティブなんだろー(所ジョージさんの歌のようなお手軽さ)。大好きです。こーゆーの。ドゥーユーノーミー?

 あなたもきっと口ずさんだことでしょう。ネ!
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原題:Don't Come Knocking
製作年: 2005年
製作:ドイツ=アメリカ
監督: ヴィム・ヴェンダース
脚本: サム・シェパード
出演:サム・シェパード/ジェシカ・ラング/ティム・ロス/ガブリエル・マン/サラ・ポーリー/フェアルーザ・バーク/エヴァ・マリー・セイント

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